こんにちは。
元公務員のギンサラ(@ginsara_japan)です。
Final Cut Pro Xの動画編集歴5年ほどあります。
今回は、Final Cut Pro Xで編集するときに容量を軽くできるプロキシについてのエラーについてです。
『プロキシが見つかりません』
と表示されて読み込みされない。ファイルが見つからない場合の問題を解決します。
プロキシメディアとは、より軽量な状態で動画編集できる最適化の方法です。
→プロキシをまだ知らない人はこちら
この記事では、このプロキシメディアをうまく読み込みができずに下記の画面になってしまうことが多々あります。
どう対処すればいいのか、私が過去に経験した体験なども含めて紹介していきます。Youtube動画でもチェックできますので、よかったらチャンネル登録もお願いします。
① ファイルを再接続する
まず読み込みされてない動画を選択します。
上部メニュー→ファイル
→ファイルを再接続
と選択します。
動画ファイルをライブラリで見つけられない場合、大元の動画ファイルと紐付けることができます。
これで、読み込めないファイルを
『ここにありますよっ!』
って教えてあげることで、改善できる方法です。
② 環境設定→読み込み→ファイル
次に、ファイルの保管場所を見てみましょう。
全て選択をします。
Command(⌘)+A
上部メニュー→Final Cut Pro→環境設定
読み込み→ファイル
※ここで2つのラジオボタンにチェックをいれることができるようになります。
- ライブラリストレージの場所にコピー
- ファイルをそのままにする
ライブラリストレージの場所にコピー
Final Cut Proのライブラリにファイルをコピーします。そのため、大元がハードディスクで外部媒体に保存されていても一度読み込んでしまえば、編集の度に外部媒体をつなぐ必要はありません。
一見すると、楽チンと思ってしまいますが、サイズが大きい動画ファイルをコピーしているので、かなりの容量を使うことになります。
動画編集をたまにしかやらない人はそれでもいいかもしれませんが、毎日編集する人は、これをやってしまうと容量がパンパンになってしまいます。
私の場合、これは使わずに次の方法で読み込んでいます。
ファイルをそのままにする
ファイルをそのままにすると、外部媒体に保存された動画ファイルを読み込みにいってくれます。そのためライブラリにコピーをすることもなく、容量を大きくせずに動画編集をすることができます。
読み込む方が処理速度が早いので、こちらのファイルをそのままにするを推奨しています。
また、ここの中盤にあるトランスコードの部分ですが、
両方にチェックが入ってることを念のため確認しましょう。
- 最適化されたメディアを作成
- プロキシメディアを作成
③ファイルを入れ直す
プロキシメディアとして読み込みされない場合、一度ファイルをタイムラインとメディアから削除します。
そして、ファイルを再度アップし直します。
それで改善される可能性があります。
final cut pro x 『プロキシが見つかりません』が改善されない場合・・・
そもそも本体に何らかの一時的な不具合が生じてる可能性があります。
電源の入れ直し
電源を入れ直しをするだけで改善される場合もありますし、一度アプリ(Final Cut Pro X)を完全に閉じてみましょう。
キャッシュの削除
Final Cut Pro Xを利用すると、finderのどこかにキャッシュが蓄積されます。キャッシュとは、前に開いた残像が残ってる状態です。基本的には不要なので、削除しましょう。
完全削除→ファイル名を変更
それでもプロキシとして読み込みされない物に関しては、一旦完全に削除をして『ローカル→ファイル名を変更』しています。そうすると、新しいファイルとして認識するので、読み込みされるケースが多々あります。
まとめ
最後まで、試してみてもプロキシメディアとして読み込まれない場合は、パソコン自体の容量不足してるケースも考えられます。
MacBookを利用してて、空き容量に苦しんでる方は、こちらの記事を参照してください。
※ご自身の操作や削除については細心の注意払って自己責任で作業お願いします。
※データの復旧や保証などはしておりません。
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